外で遊ぼう / Playing Outside

bthm_20100703koumakan200
ある日の紅魔館でのひととき。 個人的な紅魔館のイメージとしては、館の周囲は背の高い木に囲まれています。 その陰のおかげで日中でも日傘なしで歩き回れるというね。 本当にどうでもいい話ですが、この絵で描かれているのは紅魔館の裏側で、正面の玄関側ではないです。 つまりここは裏庭ですね。 自分の中では紅魔館の館全体のイメージは頭の中ですでに出来上がっているのですが、 その辺はもっと枚数を書いて徐々に全体像を 表現していきたいところ。 もともとその予定はなかったけど、画面の上の方がさみしいので後からパチェと魔理沙を追加してみました。 魔理沙はけっこうかわいく描けて気に行ってたんですが、このサイズだとつぶれちゃってほとんど見えないのが悲しい・・・。 多少無理やりではあるけど紅魔館キャラを全部入れる事が出来ました(実は小悪魔もいます)。 ◇    ◇    ◇ 今回も制作過程をまとめてみました。 ご覧の通り絵の左右を途中から逆にしています。 その方が絵全体としてバランスがいいような気がしたんですが、どうでしょう。 最初の一枚目は何をやっているかと言うと、背景とキャラの配置を大雑把に検討しています。 キャラクターが入る位置や大きさを決めて、それに合わせて背景の配置を調整して、またそれに合わせて キャラの入る位置を考えなおして、というような。 構図に関してはこの最初の段階でとことん吟味しておきます。絵の命だし、後になって修正の利かないことだしね。 今回は建物はきっちり線画を引いて、植物に関しては線画なしで直接塗りました。 いつも背景を8割ほど先に描いて、キャラを描いて、背景を完成させてエフェクトを加えるという手順でやってます。 背景の仕上げや調整にはけっこう労力を使っていて、最後とその一つ手前の画像の間の作業がそれに当たる のだけど、ここをしっかりやると画面がぐっと良くなるので頑張りどころです。 地面の木漏れ日とか左下のバラの葉とかけっこういい感じに描けてお気に入りだったり。 ◇    ◇    ◇ ともあれ自分の思う紅魔館をようやくきっちり描けてよかったよかった。 次の絵では館の中に入って行きたいですね。